「手放す!」ペンタクル4 逆位置 (小アルカナ・ペンタクル 地のキャラクター)

タロット占い

「手放す!」
ペンタクル4 逆位置
所有、執着を手放す

もうどうしようもない 私は物に執着するタイプなのです。
物といっても、高級ブランド品や最新ガジェットというわけではなく、安物のアクセサリーや古い雑誌、使い古したハンカチなど、価値のないものばかり。
でもそれらは私にとって大切な思い出の品なのです。
だから捨てることができないのです。
だから部屋はゴミ屋敷状態なのです。
だから友達も彼氏もできないのです。
だから私は不幸なのです。
でも手放すことができないのです。
そんな私に、タロットカードはこう言いました。
「手放せ。 手放せば新しい世界が広がる。 手放せば幸せになれる。」
そんなこと本当にできるのでしょうか。
手放したら私は何も残らないのではないでしょうか。
手放したら私は私でなくなってしまうのではないでしょうか。
手放すことは愛することなのでしょうか。
それとも裏切ることなのでしょうか。
私は手放すことができるのでしょうか。

タロットカードのペンタクル4の逆位置は「現状維持へのこだわり」や「守りの姿勢」が、度を越して「執着心」や「強欲」に変わってしまったことを表しています。

具体的には、以下のような意味があります。

  • 現状維持へのこだわりが強すぎて、新しいことに挑戦したり、変化を受け入れたりすることができない。
  • 物質的な豊かさや安定を求めるあまり、精神的な豊かさを失ってしまう。
  • 他人への支配欲や独占欲が強くなり、対立や衝突を引き起こしてしまう。

また、状況によっては、以下の意味も考えられます。

  • 経済的な困窮や不安定さから、現状維持への不安や焦りが高まっている。
  • 精神的な不安定さから、物質的な豊かさや安定を求める気持ちが強まっている。
  • 対人関係において、支配欲や独占欲が強まり、相手を窮地に追い込んでしまう。


ペンタクル4の逆位置が出た場合、以下のようなことに注意が必要です。

  • 現状維持へのこだわりが強いあまり、チャンスを逃してしまう可能性がある。
  • 物質的な豊かさや安定を求めるあまり、心身の健康を損なう可能性がある。
  • 他人への支配欲や独占欲が強くなり、対人関係を悪化させてしまう可能性がある。

もし、ペンタクル4の逆位置が出た場合、現状に対する自分の考えや感情を、一度立ち止まって見つめ直してみることが大切です。
現状維持が本当に大切なのか、物質的な豊かさや安定が本当に自分にとって幸せなのか、自分自身と向き合うことで、新たな道が見えてくるかもしれません。